コーディング学習に使える無料教材!初心者におすすめの学習サイトまとめ【2025年版】
最終更新日:2025/07/14

無料で始められる時代のコーディング学習
「プログラミングを始めてみたいけれど、スクールに通うのは高いし不安」──そんな声は多く聞かれます。ですが、今は無料で質の高い教材がそろっており、独学でも十分にスキルを身につけることが可能です。特にWeb制作やフロントエンド開発に必要なHTML、CSS、JavaScriptは、独学との相性がよく、オンライン教材も豊富です。
本記事では、コーディング初心者が安心して取り組める無料教材を10個厳選し、それぞれの特徴や使い方、おすすめの活用法を紹介していきます。副業を目指す方、就職・転職を視野に入れる方、趣味でWeb制作を始めたい方にも役立つ内容です。
無料教材を選ぶポイントとは?
インターネット上には数えきれないほどの学習サイトがありますが、選ぶ際には以下のポイントを押さえておきましょう。
- 初心者でも理解しやすい解説か?
- コーディングを実際に体験できる構成か?
- 学んだことを実践に活かせるか?
- 継続しやすい教材の内容か?
- 日本語対応か、もしくは英語でも使いやすいか?
これらの条件を満たしている教材であれば、途中で挫折することなくステップアップがしやすくなります。
コーディング学習が無料でできる教材9選
ドットインストール(HTML/CSS/JavaScript)
初心者向けに最もよく知られている動画教材が「ドットインストール」です。3分前後の短い動画で構成されており、スマホでも閲覧可能。特にHTML/CSSの基礎からJavaScript入門、さらにはPHPやWordPressの導入まで幅広くカバーしています。
動画を見ながら手を動かすスタイルで、細かくチャプターが区切られているため、自分のペースで進めやすいのも特徴です。無料会員でもかなりの内容が学べ、有料に移行する前の導入教材として最適です。
Progate(プロゲート)
スライド型の学習形式で、初心者に非常に人気があるのが「Progate」です。ビジュアル的にわかりやすい設計で、HTML・CSS・JavaScript・jQuery・PHPなどの基本構文が段階ごとに学べます。
特に、1つのレッスンをクリアするたびに「できた」という達成感があるのが大きな魅力。無料版では初級の学習までに制限がありますが、基礎を固めるには十分です。とにかく最初の一歩を踏み出したい方におすすめです。
MDN Web Docs(Mozilla開発者ネットワーク)
実務寄りの情報を学びたいなら「MDN Web Docs」がおすすめです。HTML、CSS、JavaScriptをはじめとするWeb標準技術のドキュメントが網羅されており、初心者から上級者まで利用されています。
文法だけでなく、使い方や使用例、ブラウザ対応状況なども掲載されており、より実務に即した内容が学べます。読み物としてはやや硬めですが、わからない用語を調べる辞書としても活用可能です。
JavaScript Primer(日本語解説付き)
JavaScriptに特化した無料教材として秀逸なのが「JavaScript Primer」です。日本語で丁寧に解説されており、基礎からオブジェクト指向、非同期処理まで一通り学べます。
文章が非常にわかりやすく、サンプルコードも豊富。JavaScriptの学習における「理論と実践のバランス」が取れており、無料教材の中でも屈指の完成度です。初学者がつまずきやすい「this」や「スコープ」などの概念も詳しく解説されています。
CODEPREP(実践型コーディング)
「実際にコードを書いて覚えたい」という人にぴったりなのが「CODEPREP」です。選択式ではなく、自分でコードを入力して解答していくスタイルの教材で、定着率が高いのが特徴です。
HTML/CSS/JavaScriptなどの基本コースから、Bootstrap、jQuery、PHPといったフレームワーク系も扱っており、Web制作の現場感覚を学べます。スキマ時間での練習にも最適です。
YouTube学習(Shin Code/キノコードなど)
最近ではYouTubeにも多くの学習系チャンネルがあります。中でも「Shin Code」「キノコード」などは、初心者にわかりやすい解説と実践的な内容が魅力です。
特に「ポートフォリオの作り方」「HTML/CSSの模写」など、現場で使える知識が無料で学べる点が大きな利点。映像での説明は直感的に理解しやすく、独学でもスムーズに学び進められます。
▶︎ Shin Codeのチャンネルはこちら
▶︎ キノコードのチャンネルはこちら
paizaラーニング
paizaは、動画を見ながら実際にコードを打ち込んで学べる日本語の学習サイトです。HTML/CSS/JavaScriptはもちろん、PythonやJavaなどの言語にも対応しています。
「ITエンジニア転職」や「スキル判定テスト」といった実務寄りの機能も備えており、就職・転職を意識した学習にも最適です。短時間で理解できる講義が多く、スピーディに学びたい人にもぴったりです。
Udemy無料講座(期間限定)
有料講座で有名な「Udemy」ですが、実は期間限定で無料になる講座もあります。「HTML/CSS」「Git」「JavaScript入門」など、入門向けの講座が定期的に無料化されているので、こまめにチェックすると良い教材を逃さずに済みます。
動画の質は非常に高く、初心者がつまずきやすいポイントを丁寧に解説してくれます。体系的に学べる構成なので、教材に迷ったときの候補としてもおすすめです。
▶︎ Udemyの詳細はこちら
Git公式ガイド
Web制作をするなら避けて通れないのが「Git」です。コードのバージョン管理やチームでの共有に欠かせない技術であり、その公式ガイドは無料で公開されています。
内容は初心者には少し難しく感じるかもしれませんが、基本操作だけでも習得すれば十分活用できます。シンプルなコマンドから始め、徐々に応用を覚えていくと、開発の幅が一気に広がります。
まとめ:無料教材を活用してコーディングスキルを伸ばそう
今回紹介した無料教材は、どれも初心者が基礎を身につけるのに最適なものばかりです。動画学習から実践型の教材、ドキュメント形式の学習まで、自分の学習スタイルに合わせて選ぶことで、効率的にスキルを習得できます。
無料教材の使い方のポイント
- 一つに絞らず、複数を組み合わせて学ぶ
- アウトプット前提で学習する
- スケジュールを決めて継続する
次のステップは「実案件に挑戦する」こと
基礎的なコーディングができるようになったら、次に考えたいのは「実務経験を積む」ことです。クラウドソーシングで初心者向けの案件からチャレンジし、実績と自信を積み上げていきましょう。
▶︎ 初心者でも安心!Web制作案件を獲得できるおすすめクラウドソーシング3選
学習を収益につなげるには?
学習した内容は、ブログやSNSで発信することで収益にもつなげられます。自身の成長を記録するだけでなく、同じように学ぶ人への有益な情報提供にもなります。
▶︎Web制作おすすめツール10選!作業効率アップに役立つ最新の便利サービス
最後に
「無料で始めたけれど、気づけば自分でもサイトが作れるようになっていた」。そう感じられるよう、まずはできることからコツコツ始めてみてください。
この記事があなたの学習の第一歩を後押しするきっかけになれば幸いです。あなたの学習が、未来の働き方やライフスタイルを変える大きな一歩になりますように。